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【マクラーレン・ホンダ】バンドーン「シャシーは自信を持って攻められる。ペースは有望も、ドライでスピードの違いが歴然」

2017年04月09日(日)20:40 pm

マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが、燃料システムのトラブルによりリタイアで終えた2017年F1第2戦中国GP決勝を振り返って次のようにコメントした。

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■ストフェル・バンドーン「自信を持って攻められるようになってきた」
決勝/リタイア

「僕にとっては短いレースで終わってしまった。だけど最初はかなりワクワクしたよ。フェルナンド(アロンソ)も僕もいいスタートが切れたし、最初の数周では中団を走行していたんだ。だけどピットストップ後のポジショニングはうまくいかなかった。そしてその後はもっと難しい状況に置かれてしまったよ。だけど、僕たちのペースは実際のところかなり有望だった」

■濡れた路面でのスリックタイヤは競争力があった

「スリックタイヤを履いてからは、実際のところかなり競争力もあったし、望むように攻めることもできていたよ。コーナーでのクルマの感触はとてもいいよ。僕はかなり自信を感じたし、前の連中とのギャップを縮めることができていたんだ。だけど、路面が乾き始めてからはスピードの違いが歴然だったし、オーバーテイクはすごく難しかった。僕たちの直線でのスピードでは、ほかのクルマとは全く戦えないし、コース上で順位を上げるのは厳しいね」

■燃料系の問題

「17周目にパワーが失われてしまったんだ。その原因ははっきりとは分からない。だけど燃料系の問題だったんだと思うよ。今日は完走できなくて残念だ。ポテンシャルはあったし、コーナーではほかのクルマとの比較でもかなり競争力があると感じていたよ。だけど、パワーが落ちていくのが感じられ、すぐにものすごく低いパワーしか出せなくなった。もちろん、僕は最後まで走りたかったから、理想的な状況ではないよ」

■シャシーは自信を持って攻めていける

「中国GPではあまり周回を重ねることができなかった。だけど、これが現時点で僕たちが抱えている状況なんだ。ここに来る前からそれは分かっていたし、来週末のバーレーンでは少し改善されることを期待している。それでも、前向きなこともあったよ。シャシーはよくなりつつあるし、フェルナンドも僕も自信を持って攻めていけると感じているよ」

「すぐに改善されることを期待しているけれど、その期限を設けることは難しいから僕たちも様子を見ていくしかないね。バーレーンは上海とはすごく異なるタイプのサーキットだけど、いつものようにベストを尽くしていくよ」

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