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【ホンダF1】「決して楽ではないだろうが明日は2台完走を目指す」

ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、上海インターナショナル・サーキットで行われた2017年F1第2戦中国GP予選を終えて「明日は2台完走を目指す」と語った。

●【予選結果】F1中国GPのQ1-Q2-Q3タイム、周回数

■長谷川祐介（ホンダF1プロジェクト責任者）

「困難な週末を迎えることになるだろうと考えながら中国へやってきました。それは我々の予選結果を見れば明らかです。上海のサーキットはパワーユニットには過酷なことで有名ですが、特に非常に長い2本のストレートがあることが、我々にとっては困難なものとなっています」

「それにもかかわらず、私は厳しいコンディションの中で我々の2人のドライバーたちが示してくれたパフォーマンスに関しては非常にうれしく思っています。フェルナンド（アロンソ）はまたも彼が世界最高レベルのドライバーであることを示しましたし、素晴らしい予選でのラップにおいて彼の才能と経験を発揮して見せました」

「ストフェル（バンドーン）は、今日は困難な状況に置かれました。ここでは準備が非常に重要となりますが、天候状態によって彼は週末を通じてほとんど走行することができていませんでした。それにもかかわらず16番手となったのは、彼にとっては素晴らしい結果でした」

「明日は、いい結果を得るためにはスタートがカギとなるでしょう。そして我々にとっては2台のクルマをいずれも完走させることが重要です。天候条件は難しいものとなっていますから、決して楽ではないと思います。しかし、自分たちのクルマから最大限の力を引き出すために、我々もマクラーレンとともに懸命に取り組んでいきます」