【マクラーレン・ホンダ】「明日は厳しいレースとなるのは間違いない」
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、上海インターナショナル・サーキットで行われた2017年F1第2戦中国GP予選を終えて「明日は厳しいレースとなるのは間違いない」と語った。
■エリック・ブーリエ（マクラーレン／レーシングディレクター）
「フェルナンド（アロンソ）は今日のQ1で万歳ラップを決めてQ2へと突き進んだ。そこでも彼はいい走行を行って13番手で終えた。我々が描く大きな計画からすれば素晴らしい結果とは言えない。だが、長いストレートがあることによって、それほどうまく予選で戦えるはずはないと考えていたことからすれば、まったくもって悪い結果ではなかった」
「対照的に、2週間前のメルボルン同様、ストフェル（バンドーン）はまたも不運だった。彼のQ1での走行が予期せぬ形で削られてしまったんだ。彼自身には何の落ち度もなかったものの、アントニオ（ジョビナッツィ／ザウバー）の最終コーナーでのクラッシュによって黄旗が振られてしまったことでそのときの走行が損なわれてしまったからね。その結果として、彼は16番手以上に改善することができなかった」
「もちろん、はっきりとは分からないものの、彼が今週ここまでに見せていたペースは、彼が何も問題のない状態で走行することさえできていればQ2に進めるいいチャンスがあったであろうことを示しているよ」
「それどころか、彼がまだ上海インターナショナル・サーキットでたった31周しかしていないこと、それに今週末まで彼はここへ来たことすらなかったということを考えれば、実際のところ、私は彼のここでのパフォーマンスは非常に素晴らしいものだと考えているよ」
「明日は、たとえ天候がどうなろうと、我々のドライバーたちはどちらも厳しいレースを迎えることになるはずだ。だが、彼らはいつものように全力を尽くしてくれるだろう」
