NEXT...F1開催スケジュール

【P1レポート】長時間の赤旗中断となったセッションでアロンソが7番手タイム/F1中国GP

2017年04月07日(金)12:51 pm

2017年F1第2戦中国GPが4月7日(金)、上海インターナショナル・サーキット(1周/5.451km)で開幕。現地時間10時(日本時間11時)から行われたフリー走行1回目でレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを刻んだ。

●【P1タイム結果】F1中国GP フリー走行P1、タイム差、周回数

■医療ヘリ飛べず赤旗中断

ウエットコンディションでスタートした90分間のセッションだが、開始5分ほどのところで赤旗中断となる。理由は悪天候により医療ヘリコプターが上海の病院に着陸できない状態となったためだった。

残り時間が43分となった時点でセッションが再開され、水量が少ないとき用のインターミディエイトタイヤを装着したドライバーたちがタイムを刻み始める。

このタイミングでタイム計測を行ったフェルスタッペンが、唯一1分50秒台に乗せるタイムを刻んでトップに立つ。

■VSCに続き再び赤旗

セッションの残り時間が30分ほどになったところでルノーのニコ・ヒュルケンベルグがスピンを喫し、マシンがグラベルにつかまってしまい、ここでVSC(バーチャルセーフティカー)が導入される。

残り25分ほどのところでVSCが解除されるが、その直後に再び赤旗が振られてしまう。理由はやはり天候不良による医療ヘリコプター運用不能だった。

結局、セッションはそのまま再開されることなく終了時刻を迎えてしまった。

■ハミルトンやフェラーリ勢はノータイム

このセッションでの最多周回数は、ハースのケビン・マグヌッセンが記録した8周となっており、どのドライバーも本格的なセットアップ作業などを行うチャンスがないままに終えるという消化不良のセッションとなってしまった。

フェラーリ勢、フォース・インディア勢、そしてメルセデスAMGのルイス・ハミルトンなどはタイムを刻むことなくセッションを終えている。

このセッションでのトップ10は次のとおり。トップはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、3番手ランス・ストロール(ウィリアムズ)、4番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、5番手ロマン・グロージャン(ハース)、6番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、7番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、8番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、9番手バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)、10番手ケビン・マグヌッセン(ハース)。

アロンソが7番手タイムを刻んだマクラーレン・ホンダだが、チームメートのストフェル・バンドーンは12番手だった。

F1中国GPフリー走行2回目は、このあと日本時間15時から始まる。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック