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【マクラーレン】「いいクルマがあればアロンソを引き留められる」・・・ホンダよりアロンソ、鮮明に

2017年03月28日(火)18:37 pm

昨年末にロン・デニスに代わってマクラーレンの責任者に就任したザック・ブラウンが、フェルナンド・アロンソとの契約を長期にわたって延長したいと考えていることを示唆した。

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ルノーで2005年と2006年に2年連続でF1チャンピオンとなったアロンソだが、その後長くタイトルに見放されてしまっている。

2014年に現行パワーユニットがF1に導入されて以来、メルセデスAMGが圧倒的な強さを誇っているが、それに打ち勝つにはホンダのエンジンが必要だと2015年にフェラーリからマクラーレン・ホンダへと移籍したアロンソだが、3年目を迎えた今年も優勝争いに加わるどころか、ポイント獲得すら難しい状況に陥ってしまっている。

うわさでは、マクラーレンはすでにホンダを見限っており、早ければ『今季中』にもマクラーレン・メルセデスが復活するのではないかとさえ言われている。

■アロンソはあと5年はやれる

そうした状況のもと、ブラウンはアロンソが来季以降もマクラーレンにとどまる可能性があるとスペインの『Marca(マルカ)』に次のように語った。

「彼はすごくやる気に満ちているし体調もいい。彼が望むならまだあと5年はやれるよ」

「私は彼に残って欲しいと強く望んでいるし、もし我々が彼にクルマを与えることができれば、彼はそうするだろうと思っているよ」

今季中にアロンソとの契約を延長するには、マクラーレンとしても早急にアロンソを説得できる材料をそろえる必要があるだろう。

実際のところ、ホンダパワーユニットが近いうちに優勝を争えるほどに改善される可能性はそう大きくはないと考えられているだけに、このブラウンの発言もマクラーレンがメルセデスと手を組むもうと考えていることを示唆したものだと受け止められなくもなさそうだ。

■アロンソは事実を言っているに過ぎない

最近は大きな不満を募らせていることを隠そうともしていないアロンソだが、そうしたアロンソの姿勢について質問されたブラウンは、「アロンソほど勝利したいと思っている者はいないからね」と答え、次のように付け加えた。

「だが、彼の態度は非の打ちどころがないよ。彼は自分が感じたことを言っているに過ぎないんだ。事実は事実だし、彼は世界でも最高のドライバーだからね」

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