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【フェラーリが王者に?】何年前?フェラーリが前回のオーストラリアGPで優勝したのはキミ・ライコネン

2017年03月28日(火)4:42 am

2017年F1開幕戦オーストラリアGP決勝レースで2015年F1シンガポールGP以来となる自身43勝目を挙げたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。フェラーリにとっても久しぶりの表彰台の頂点となった。

フェラーリがこのオーストラリアGPの舞台、アルバート・パークで勝ったのは、2007年キミ・ライコネン以来となった。もう10年も前のことだ。

そして2007年のチャンピオンは、キミ・ライコネン(フェラーリ)が勝ち取っていた。これがフェラーリ最後のドライバーズチャンピオンだ。

オーストラリアGPでの優勝が良いジンクスだとしたら、今年のチャンピオンはセバスチャン・ベッテルとフェラーリになるかもしれない。

■2007年はこんな年

2007年といえば、日本勢ではホンダ・レーシングF1チーム(ジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロ)やパナソニック・トヨタ・レーシング(ラルフ・シューマッハ、ヤルノ・トゥルーリ)、佐藤琢磨(スーパーアグリ)、F1にデビューした中嶋一貴(ウィリアムズ)、山本左近(スパイカー)、トヨタのテストドライバーに小林可夢偉がF1にいた時代だ。

そして、F1にデビューしたドライバーも豊作だった。
今では3回のF1王者となったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がマクラーレン・メルセデスからF1デビュー。
4回のF1王者セバスチャン・ベッテルは、負傷したロバート・クビサの代役としてBMWザウバーからデビューし、後半からスコット・スピードに代わりトロロッソから参戦。
中嶋一貴も最終戦、前戦F1中国GP後にF1引退を表明したアレキサンダー・ブルツに代わってウィリアムズからデビューした。

この年の新人ハミルトンのチームメートは、最強ミハエル・シューマッハ&フェラーリを倒して、ルノーで2年連続チャンピオンを獲得してマクラーレンへ移籍してきた王者フェルナンド・アロンソだ。

しかし、シーズンが終わってみればハミルトンとアロンソは109ポイントの同点で、優勝回数がハミルトン4回に対してアロンソ3回と、優勝が1回多かったハミルトンがランキング2位に輝いていた。

▼10年前にF1参戦していたドライバーたち

▼2007年のF1開幕戦オーストラリアGP決勝スタート

▼チェッカーを受けて両手でガッツポーズするキミ・ライコネン

▼ピットレーンで喜ぶフェラーリとキミ・ライコネン

▼10年前の表彰台の頂点で『1番』ポーズをしていたのはキミ・ライコネンだった

▼今はFIA会長のジャン・トッドが最強フェラーリを率いていた

▼2007年にF1に参戦していたドライバー

チーム/エンジン ドライバー
マクラーレン フェルナンド・アロンソ
(メルセデス) ルイス・ハミルトン
ルノー ジャンカルロ・フィジケラ
ヘイキ・コバライネン
フェラーリ フェリペ・マッサ
キミ・ライコネン
ホンダ ジェンソン・バトン
ルーベンス・バリチェロ
BMWザウバー ニック・ハイドフェルド
(BMW) ロバート・クビサ
セバスチャン・ベッテル
トヨタ ラルフ・シューマッハ
ヤルノ・トゥルーリ
レッドブル デビッド・クルサード
(ルノー) マーク・ウェバー
ウィリアムズ ニコ・ロズベルグ
(トヨタ) アレキサンダー・ブルツ
中嶋一貴
トロロッソ ビタントニオ・リウッツィ
(フェラーリ) スコット・スピード
セバスチャン・ベッテル
スパイカー エイドリアン・スーティル
(フェラーリ) クリスチャン・アルバース
マルクス・ヴィンケルホック
山本左近
スーパーアグリ 佐藤琢磨
(ホンダ) アンソニー・デビッドソン
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