NEXT...F1開催スケジュール

【マクラーレン・ホンダ】エンジンの信頼性は向上も振動問題は完治せず・・・ザック・ブラウン、パワー求む

2017年03月25日(土)1:39 am

F1開幕戦オーストラリアGP初日、マクラーレン・ホンダはF1開幕前テストに比べて多くの周回を重ねられ、ホンダエンジンの信頼性は向上したように見える。しかし、テスト最終日に問題になっていた振動問題については解明できていないようだ。

ドライバーの2人は、振動を最小限に抑えるため、異なる回転数のレンジでギアチェンジするように求められていた。

■ホンダ、シフトアップ時に振動がある

英『Autosport(オートスポーツ)』は、長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者の次のようなコメントを紹介している。

「今日、振動はそれほど問題ではありませんでした」

「しかし、シフトアップの時に少し振動があったので、それを解決すれば、もっとラップタイムを稼ぐことができます」

■ザック・ブラウン、パワーは不可欠

マクラーレンのエグゼクティブ・ディレクターのザック・ブラウンは、ホンダの進歩をわずかに喜ぶが、より多くのパワーは不可欠だと述べた。

「今日は大丈夫だった。信頼性は良かったが、スピードは望むポジションではないが、良くなっている」

「他チームにいくつかの問題が起こっていると思うし、今日の結果では明日の予選でどこに居られるのか分からない」

「今日の12番手よりも少し良い順位を期待している」

「しかし、今日はフリー走行だけだ。誰がどれだけ燃料を積んでいたのか分からないが、今日は良い日だった」

振動について質問されると、次のようにコメントした。

「そこは改善されたが、我々はGPの距離を走行していないので、状況が改善されたと言うにはまだ早いと思う」

「しかし、F1開幕前テストよりも多くの周回数を走り、いくつか良いラップが出せたのは良かった」

「ドライバーはクルマを気に入っている。フェルナンドとストフェルは、クルマの感触はすごく良くなったと言っている。良い傾向だ。今はグリッドを上げる必要がある」

●【P2結果】2017年F1第1戦オーストラリアGPフリー走行P2
●【P2レポート】苦戦が続くマクラーレン・ホンダ メルセデスvsフェラーリ接戦/F1オーストラリアGP
●【P1結果】2017年F1第1戦オーストラリアGPフリー走行P1
●【マクラーレン・ホンダ】メルボルンの観客が聴いたホンダの奇妙な“爆発”音
●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「F1はチャリティではない。早急な改善求めた」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック