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【WRC順位・画像】トヨタ、前日発生した温度上昇の問題を解決/ラリー・メキシコ デイ3

2017年03月12日(日)15:23 pm

3月11日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの競技3日目デイ3がレオンを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、前日よりもふたつ順位を上げ総合6位に浮上した。

また、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)は、ラトバラとわずか0.3秒差の総合7位で長い1日を走りきった。

■デイ3:昨日の問題を解消

ラリー・メキシコの競技3日目デイ3は、サービスパークが置かれるレオンの周辺で9本、計157.57kmのSSが行われた。前日のデイ2は気温が高かったため、ヤリスWRCを含む多くのクルマのエンジンに温度上昇の問題が発生していた。

TOYOTA GAZOO Racing WRTのエンジニアは問題の原因を探り、デイ3に向けてエンジンのマッピングを変更するなど入念な対策を実施。その結果、ヤリスWRCは2台とも大きな問題を発生することなくデイ3を走行した。

■雨予想が外れる。ラトバラはパンク

午後のステージでは降雨を予想してソフトタイヤを選択したが、雨は降らずクルマ本来のパフォーマンスを完全に発揮させることができなかった。また、ラトバラはSS11の終盤コーナリングラインが膨らみ、タイヤが岩に当たりパンクをしたが大事には至らず。前日の8位から6位にポジションを上げた。

■ハンニネン、体調崩す

前日総合4位のハンニネンは、体調を崩しながらも着実な走りでラトバラと0.3秒差の7位につけ、TOYOTA GAZOO Racing WRT は2台揃っての完走、そしてポイント獲得という目標に向かって大きく前進した。

■ラリー・メキシコ デイ3の総合結果(SS17終了時点)
順/ドライバー/車両/タイム/差
1/クリス・ミーク/シトロエン C3 WRC/2:47:33.3
2/セバスチャン・オジエ/フォード フィエスタ WRC/+30.9
3/ティエリー・ヌービル/ヒュンダイ i20 クーペ WRC/+1:10.5
4/オット・タナック/フォード フィエスタ WRC/+2:12.6
5/ヘイデン・パッドン/ヒュンダイ i20 クーペ WRC/+3:25.5
6/ヤリ-マティ・ラトバラ/トヨタ ヤリス WRC/+4:32.6
7/ユホ・ハンニネン/トヨタ ヤリス WRC/+4:32.9

■前日の問題を解決したチームのエンジニアたち

■チームの和を大切にするトミ・マキネン代表

■美女の応援も

■総合順位を上げたラトバラ

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