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【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「残念な最終日。ファクトリーで解決して次の一歩を」

2017年03月11日(土)20:00 pm

スペイン・バルセロナでのプレシーズンテスト最終日、マクラーレン・ホンダは断続的に起こる電気系の問題に悩まされる一日となった。

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最終日はフェルナンド・アロンソが走行したが、午前のセッションでショートラップの最中に電源が落ちる事象が2度発生。現段階では、昨日ストフェル・バンドーンに発生した問題と同じものであるかは分かっていない。

木曜日の夜、チームは夜通しでパワーユニット、シャシー双方で多くの電装系部品を交換したが、問題の解決には至らなかった。金曜日午前の走行でも、原因を絞り込んで明らかにするために、走行ごとにさらなる部品交換を行った。チームは午後にはコース復帰すべく、さらに時間を要する大幅な変更を行うことを決定した。

アロンソは午後3時40分に走行を再開。中断の多い一日だったが、計43周を走行し、空力テストとセットアップ変更、タイヤの確認に取り組んだ。チームはテストで得た情報を分析してメルボルンへ向けた準備を進めるべく、拠点へ戻っている。

マクラーレン・ホンダは、原因が分からないという大きな不安要素を抱えたままテストを終了した。

■フェルナンド・アロンソ

「今日は残念な一日だった。最終日だったけど、十分な走行時間を確保することはできなかった。出だしは順調で、プログラムを進めたものの、コーナーで電源が落ちてパワーを失ったため、マシンを止めた。

問題なく再起動でき、数周はスムーズに走れたけど、再び同じ事象が起きたので、より深く原因を追及するためにさらにマシンへ変更を加えた。できるだけ時間を有効に使いたかったので、午後に走行を再開してシングルラップでマシンの理解を進められたのはよかった。
 
メルボルンに向けて多くのことを準備しなければならないのは明白だ。チームは懸命に取り組んでくれているのは分かっているので、ファクトリーに戻ればさまざまな解決策が見つかると思う。
 
オーストラリアGPに向けて準備が整い、次の一歩を踏み出せることを願っている」

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