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伝統の『鈴鹿1000km』・・・18年から賞金1億円のGT世界統一戦『鈴鹿10時間耐久レース』へ

2017年03月04日(土)17:32 pm

鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは、2018年8月の最終週に、伝統の鈴鹿1000kmレースのコンセプトを継承しつつ、新しいレースとして、「第47回サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース』」(仮称)の開催を発表した。

■『GT世界統一戦』を鈴鹿で

このレースは、国内で絶大な人気を誇るSUPER GTシリーズを統括する株式会社GTアソシエイションと、ブランパンGTシリーズを始め各国のGTレースを統括するSROモータースポーツグループ(Founder & CEO:ステファン・ラテル氏)の協力のもと、欧州・米国・日本・アジアなど、世界各国で活躍するGT300・GT3マシンが一堂に会する『GT世界統一戦』として、下記の通り開催されることが発表された。

■賞金総額1億円の『鈴鹿10時間耐久レース』

大会名称:第47回サマーエンデュランス「鈴鹿10時間耐久レース」(仮称)
開催日程:2018年8月23日(木)~26日(日)※決勝レースは日曜10:30スタート、20:30終了予定
レース形式:10時間耐久レース
カテゴリー:GT300(JAF-GT含む)、FIA-GT3、ST-X他(調整中)
賞金総額:1億円
主催:株式会社モビリティランド、鈴鹿モータースポーツクラブ
コラボレーションパートナー: 株式会社GTアソシエイション、SROモータースポーツグループ

■鈴鹿1000kmは2017年が最後

尚、当レースの新設に伴い、SUPER GTシリーズの一戦として開催されている2018年の鈴鹿ラウンドは、日程・距離変更して実施され、鈴鹿1000kmでの開催は2017年が最後となる。

■株式会社モビリティランド 取締役社長 山下晋「世界的なGTシリーズの統一戦という夢のステージ」

「まずは今回の発表にあたり、コラボレーションパートナーである株式会社GTアソシエイション様、ならびにSRO モータースポーツグループ様に心から感謝します。
世界的なGTシリーズの統一戦という夢のステージを、将来に向けてここ鈴鹿で発展させていくことを目的に、2018年の8月に47回目を迎える真夏の耐久レースを、10時間耐久という新たな枠組みで開催することと致しました。

私共はこのイベントを地域全体で盛り上げ、観客、エントラント、関係する全てのステークホルダーの皆様にとって、新たな価値を生み出す新しい夏の祭典として育てて参ります。
SUPER GTシリーズの鈴鹿1000kmレースは本年度の開催で最後となります。2018年の鈴鹿ラウンドは新たな日程・距離となりますが、SUPER GTシリーズ全体の更なる魅力向上に寄与できる組み立てで開催できるよう、準備を進めて参ります」。

■株式会社GTアソシエイション 代表 坂東正明「SUPER GTのグローバル化」

「GTアソシエイションは、従来からの目指しているSUPER GTのグローバル化の一環として、このレースがGT300の東南アジアの統一戦ともつながるよう、努力と協力をして参ります。
また、2018年から新たな取り組みとなるSUPER GTの鈴鹿ラウンドは、SUPER GTシリーズとしても、ファンの皆さんに新たなる興奮と感動をお届けできるよう、そして、大勢のお客様にご来場いただけますよう、モビリティランドと一緒に、今後作り上げていきたいと思っております」。

■SROモータースポーツグループ代表 ステファン・ラテル「鈴鹿は歴史的な価値があり、欧米アジアから高い評価」

「今日、ここ鈴鹿で「鈴鹿10時間耐久レース」の開催発表が出来ることに興奮しています。
SROはモビリティランドが企画した新たな取り組みに心から賛同します。鈴鹿サーキットはその歴史的な価値に加え、オーガナイズで欧米アジアから高い評価を受けており、GT世界統一戦の舞台に相応しいサーキットです。
SROはこのイベントが価値ある大会に育つよう、世界中の著名レースのチャンピオンやブランパンGTシリーズのトップチームの参加に協力します」。

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