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フェラーリ会長「大きな前進を果たすことができた」

2017年03月01日(水)19:32 pm

2016年のF1シーズン開幕前にタイトルを奪取すると豪語したフェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネだが、結局昨年は1勝もできず、レッドブルにランキング2位の座も奪われるという屈辱の結果に終わった。

これに懲りてか、今シーズンはフェラーリからほとんど情報が出てこないという状況が続いていたが、2月27日(月)からスペインのバルセロナで始まったF1シーズン前テストでは、ドライバーたちにメディア対応もさせないという姿勢を見せたことでメディアの怒りを買っていた。

■今年は恥をかかずにすみそう

だが、テスト初日と2日目にフェラーリが最強のライバルであるメルセデスAMGとほぼ互角かそれ以上の走りを見せたことに気をよくしたのか、マルキオンネはイタリアのメディアに次のように語った。

「我々は楽観的に見ているよ。だが、このマシンでF1タイトルを勝ち取ることができるかどうかは分からないがね」

「しかし、今年は恥をかくことにはならないだろうし、それが重要なことだ」

■今年は大きな進歩を遂げた

そう語ったマルキオンネは、キミ・ライコネンがこれまでのコースレコードを上回る全体トップタイムを刻んで見せたフェラーリの2017年型車SF70Hについて『La Repubblica(レプブリカ)』に次のように語った。

「よりパワフルになったのは間違いないね。昨日目にしたことには満足しているよ」

「コース上でクルマが示した動きは期待通りのものだった。昨年の我々と比べれば、大きな前進だよ」

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