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【マクラーレン・ホンダ】テスト初日のトラブルに失望を隠せないアロンソ

2017年02月28日(火)17:05 pm

再結成後3シーズン目を迎えるマクラーレンとホンダのコラボレーションだが、27日(月)から始まった2017年シーズン最初の公式シーズン前テスト開始直後に早速大きなつまずきを見せてしまった。

■オイルシステムトラブルで走行不能に陥ったMCL32

この日のテストを担当することになっていたフェルナンド・アロンソがコースに出た直後、マクラーレン・ホンダのクルマのオイルシステムにトラブルが発生。その修復のために多くの時間を費やすことになってしまったのだ。

うわさでは、ホンダパワーユニットのオイルタンクの設計そのものに欠陥があるのではないかとも言われている。

■失望したのは確かだとアロンソ

セッション終盤になんとか走行を再開することができたものの、フェラーリのセバスチャン・ベッテルやウィリアムズのフェリペ・マッサが100周以上の周回をこなす中、わずか29周しかできずにテスト初日を終えたアロンソは、母国スペインの記者団に次のように語った。

「僕ががっかりしていることは隠しようがないよ」

「もちろん、みんなはこれまでのことを思い出していることだろう。だけど、僕は現在のプロジェクトには何も大きな間違いはないと言えるよ」

「過去2年にわたって多くの問題を抱えてきただけに、ひどいことを口走りたくなる誘惑にもかられるよ。だけど、そうしたって何の役にも立たないんだ」

「昨年にはなかったパワーとダウンフォースを増強させるためにこれからも働き続けるしかないよ」

そう語ったアロンソだが、セッション開始早々に発生したトラブルの修復に長時間が必要だということが分かったため、いったんサーキットからホテルに戻り、テニスをして時間をつぶしていたことを明らかにしている。

■前言撤回したブーリエ

一方、少し前にマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、今季マクラーレンはレースに勝てるだけのシャシーを造り上げてきたものの、ホンダのパワーユニットが勝てるものになっているかどうかは分からないという趣旨の発言をしたことが報じられていた。

だが、ブーリエは、「私はそうは言わなかったよ」と語り、自分の発言が誤って伝えられていると次のように主張した。

「私はただ、マクラーレンのことに関しては言えるということだ。私は自分たちがやってきたことを知っているわけだからね。もしマクラーレンでは勝つつもりかと聞かれれば、私はもちろんイエスと答えるよ。常にね」

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