過去3シーズンにわたって最強の名をほしいままにしてきたメルセデスのF1パワーユニットだが、その出力は着実に1,000馬力に近づいているようだ。
2014年に導入されてから今年で4年目を迎えるハイブリッド方式パワーユニットだが、今年はライバルであるフェラーリ、ルノー、そしてホンダもかなりメルセデスとの差を縮めてくるものと考えられている。
だが、最近メルセデスAMGのマネジングディレクターを務めるアンディ・コーウェルが、メルセデスパワーユニットもさらなるパフォーマンス改善が行われていると語ったことが報じられていた。
少し前には、今季のメルセデスパワーユニットの出力は1,000馬力の大台に乗るようだとの報道も行われていた。
そして、メルセデスAMGのエンジニアリングディレクターであるアルド・コスタが、スペインの『Marca(マルカ)』に次のように語った。
「すべての進化によってそれにどんどん近づいているよ。確実にそこに到達したと言うつもりはないがね」
「同様に信頼性の改善もいくつか行われてきているし、それによってこれまでよりもさらに強く、長い時間にわたって攻めることが可能になるだろう」