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メルセデス、ヴォルフとラウダの契約を2020年まで延長・・・気になる契約金は?

2017年02月21日(火)18:09 pm

メルセデスは20日(月)、トト・ヴォルフ(モータースポーツ責任者)とニキ・ラウダ(メルセデスAMG非常勤会長)との契約を2020年まで延長したことを正式に発表した。

これに関し、ドイツの『Bild(ビルト)』は、「実際のところ、ヴォルフはこの冬の間にその権力をさらに増した」と報じている。

親会社メルセデスのモータースポーツ責任者でもあるヴォルフだが、メルセデスのF1ワークスチームではこれまでヴォルフがビジネス担当エグゼクティブディレクターを務め、技術面に関してはパディ・ロウが同等の職位である技術担当エグゼクティブディレクターを務めていた。

だが、ロウのチーム離脱が明らかとなり、その後任として昨シーズン中盤までフェラーリに在籍していたジェームス・アリソンがメルセデスAMGに加わることになった。しかし、その肩書はテクニカルディレクターだ。

「つまり、彼(アリソン)はヴォルフの下に位置することになる」と『Bild(ビルト)』は付け加えている。

『Bild(ビルト)』によれば、現在メルセデスAMGの株式は親会社のメルセデスが60%、ヴォルフが30%、そしてラウダが10%をそれぞれ所有しているという。

一方、伝説的元F1ドライバーでもある67歳のラウダは、少なくとも2020年まで現職を継続できることになったことに満足しているようだ。

「これまでの数年は、私がF1で経験した最高レベルの期間だったよ」

メルセデスが出したリリースの中でそう語ったラウダは、「トトと私は完ぺきなパートナーシップを形成しているよ」と付け加えている。

『Bild(ビルト)』は、今回の契約更改により、ヴォルフはおよそ350万ユーロ(約4億2千万円)、ラウダには200万ユーロ(約2億4千万円)がメルセデスから支払われることになるだろうと報じている。

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