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【WRC】優勝のラトバラ「良いマシンとチームに感謝、過去最高だった」次戦はさらに速く改良

2017年02月13日(月)8:12 am

2月12日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの、競技最終日となるデイ4がスウェーデンのトルスビューを中心に行なわれ、ヤリスWRCで出場のヤリ-マティ・ラトバラが優勝。TOYOTA GAZOO Racing WRTに初優勝をもたらすと共に、ドライバーズ選手権ランキングでトップに立った。

トヨタにとって1999年のラリー・チャイナ以来となる18年ぶりのWRC優勝で、WRC通算勝利数は17に達した。なお、ラリー・スウェーデンでの優勝は4度目となる。ラトバラにとっては2016年の第3戦メキシコ以来の勝利となった。

優勝したヤリ‐マティ・ラトバラは、この思いを次のように語った。

■優勝:ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)

「新しいチーム、そして新しいマシンで臨んだWRC 2戦目で優勝する事ができて、本当に嬉しく思います。

今日の最後のパワーステージでの走りは、私の今までのキャリアの中でベストなパワーステージだったと思えるほどうまくいきました。良いマシンを準備してくれたチームに心から感謝します。

今回の優勝と6本のステージベストタイム記録によりモチベーションがさらに高まりましたので、この調子をこれからも保ち続けたいと思います。

次戦ラリー・メキシコのスタートが待ちきれません。今回、優勝する事ができてもちろん嬉しいのですが、トップを走りながらも昨晩のスーパーSSで、アクシデントにより勝機を失ったティエリー・ヌービルの事を考えると心が痛みます。私も以前、同じような状況を経験したので彼の気持ちはよく分かります。今回の優勝は、正直なところ幸運に助けられた部分もあります。ですので、さらにマシンを速くするため、これからも改良を続けていく必要があるでしょう」。

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