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スペインGPからはさらに加速できるはずだとレッドブル

2017年02月10日(金)7:00 am

レッドブルは、ルノーが2017年シーズンにはさらに強力なパワーユニットを供給してくれると確信しているようだ。

今年のF1もオーストラリアで開幕(3月26日決勝)し、その後中国GP(4月9日決勝)、バーレーンGP(4月16日決勝)、ロシアGP(4月30日決勝)までの4レースは、ヨーロッパ中心部からは離れた「遠征レース」として開催される。

だが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ヨーロッパに戻ってバルセロナで行われる第5戦スペインGP(5月14日決勝)以降、レッドブルの勢いはさらに加速されるだろうと考えている。

「リーダーたちとの差が段階的に縮まってきているという有望な兆候を目にしている」

ドイツの『Motorsport-Magazine.com』にそう語ったマルコは、次のように続けた。

「シーズンのうちヨーロッパで行われるレースでは、我々の調子は上がるはずだ。スピードという観点からは、フェラーリが大きな飛躍を見せない限り、我々のエンジンは彼らと同等のはずだ。まだメルセデスのレベルにまでは届いていないがね」

「だが、もはやその差は我々にチャンスはないと言うほど大きいものではないよ」

2014年と2015年にはライバルのメルセデスとフェラーリに大きな差をつけられていたルノーのパワーユニットだが、2016年には大きな進歩を遂げ、レッドブルもフェラーリを追い抜いてコンストラクターズランキング2位に浮上してきている。

今年もレッドブルは、タグ・ホイヤーというブランド名でルノー製パワーユニットを使用することになっており、昨年はフェラーリの1年落ちパワーユニットを使用していたジュニアチームのトロロッソも今季は再びルノーを搭載することになっている。そしてトロロッソに搭載されるパワーユニットも別のブランド名で呼ばれることになると考えられている。

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