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エクレストンはこのまま消えるのか?F1では何が起きても不思議ではないが・・・

2017年02月03日(金)6:49 am

メルセデスAMGのトト・ヴォルフ(ビジネス担当エグゼクティブディレクター)が、F1最高責任者の座から滑り落ちたバーニー・エクレストンがF1の世界から完全に姿を消してしまうかどうかは分からないと語った。

■ライバルシリーズ立ち上げを否定したエクレストン

長きにわたってF1最高権威として君臨してきた86歳となるエクレストンだが、F1の新オーナーとなったリバティ・メディアから「名誉会長」という肩書を与えられ、事実上その権限をはく奪されてしまった。

そのエクレストンに関しては、F1に対抗する新レースシリーズの立ち上げに動くのではないかとのうわさも最近ささやかれた。だが、エクレストンはそれを否定したと報じられている。

■もう後戻りはできないとヴォルフ

ヴォルフは、エクレストンがこのまま姿を消してしまうかどうかは分からないと『Frankfurter Allgemeine Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)』に次のように語った。

「バーニーに関しては、彼が本当に姿を消してしまうのか、あるいは、何らかの形でカムバックを果たすのかなんて誰にも分からないよ」

「だが、リバティは単に筆頭株主であるだけでなく議決権を持っているわけだし、管理体制を決める権限を持っている。チェイス・キャリーが新しいボスだ。それが事実だよ」

エクレストンが何らかの形で権力を取り戻そうとすると思うかと尋ねられたヴォルフは、「そういうことはこれまでに何度も起きていたし、もちろんF1では何が起きても不思議ではない」と答えつつ、次のように付け加えた。

「とは言え、私としては、今はもう後戻りはできない状況が作られたと考えているよ」

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