ルノーF1チームのマネジングディレクターを務めるシリル・アビテブールが、F1の金曜フリー走行は廃止すべきだと主張した。
F1の新オーナーとなったリバティ・メディアは、長年F1最高権威の座にあったバーニー・エクレストンを退かせ、チェイス・キャリーを最高責任者に据える新F1運営体制を発足させた。
フランスのモータースポーツ専門誌『Auto Hebdo(オト・エブド)』から、リバティ・メディアは今後F1のどういう点を改善していくべきだと思うかと質問されたアビテブールは次のように答えた。
「リバティ・メディアがその問題に関してコメントできるようにするには、現状を分析するために数か月の時間が与えられるべきだ」
「だが、全体的に見て、現在のレース週末の様式は変えるべきだよ」
「金曜の練習走行は何の役にも立っていない。我々はこのことを考える必要があるよ」
そう述べたアビテブールは、次のように付け加えた。
「金を使わずに、そしてチームの構造に影響を与えることなく、F1をもっとダイナミックにする手段はあるのだからね」