2016年に念願のF1チャンピオンとなった直後にF1引退を発表したニコ・ロズベルグが、フル電動フォーミュラカーによる世界選手権であるフォーミュラEに参戦する可能性を否定した。
ロズベルグが2010年から6年間在籍していたメルセデスでは、フォーミュラEへの参戦も検討していることが明らかとなっている。
今週、デュッセルドルフで開催されたスポーツ・ビジネス・サミットの会場においてメルセデスのチームからフォーミュラEに参戦することに興味はあるかと質問されたロズベルグは、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように答えた。
「それは想像できないな」
「フォーミュラEには興味は持っているよ。速いし、成功を収めているしね」
「まだ始まったばかりのレースシリーズだし、(F1とは)完全に異なる方向性を持っている。僕もかっこいいと思うし、フォローしていくつもりだよ」
そう語ったロズベルグは、「フォーミュラEにはいい未来があるよ」と付け加えた。