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マノーにまだ生き残りのチャンス?

2017年02月01日(水)18:47 pm

チームの消滅が確定したと報じられたF1チームのマノーだが、生き残りのチャンスがまだかすかに残されているかもしれない。

マノーの管財手続きを担当していたFRPアドバイザリーが、マノーは資金が底をついたことによりチームをたたむしかなくなったと発表したことから、2017年のF1チームは昨年からひとつ減って10チームとなることが確定的だと考えられている。

マノーに関しては、かつてアメリカでのF1レースを主催していたタボ・ヘルムンドが買収を検討しているとされていたが、その交渉は結局まとまらなかったことが明らかとなっている。

だが、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、インドネシアでKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)の総代理店を務めているジャゴニャ・アヤム社がまだマノー買収に興味を持っているようだと報じている。

リカルド・ゲラエル率いるジャゴニャ・アヤム社は、すでにカンポス・レーシングのスポンサーとして2016年のGP2に関与しており、ゲラエルの息子ショーンがそのドライバーを務めていた。

『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』によれば、実際のところ、FRPアドバイザリーではこれまでにもゲラエルとの間でマノーの買収に関する交渉を行っていたものの、チームに隠された負債があったことから、それが不調に終わっていたのだという。

しかし、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は次のように付け加えている。

「FRPは(マノーの)ファクトリー閉鎖を発表したものの、だからといってリカルド・ゲラエルへの売却ができないというわけではない。実際のところ、今後彼(ゲラエル)はかなりの低価格でチームを買うチャンスを得たことになる」

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