27日(金)にチームが崩壊したマノーだが、マノーのスタッフが2017年用に開発されていた風洞モデルを公開した。皮肉にも全チームで新車公開一番乗りとなった。
既報のとおり、マノーの運営会社ジャスト・レーシング・サービスは1月6日に破産申請をし、『FRPアドバイザリー』の管理下に置かれてきたが、FRPアドバイザリーは新たな出資者を期日内に見つけることはできず、事実上消滅することになった。スタッフは、31日火曜日に1月分の給与支払いが終わると解雇されることになるという。
そんな中、SNSでマノーのスタッフが風洞モデルを前に記念撮影している画像が公開された。英『Autosport(オートスポーツ)』なども報じている。
投稿されたコメントによると、どうやら2017年用に開発されてきた風洞モデルのようだが、実寸モデルは製造されることなく幻の新車となってしまった。
Manor #F1 staff reveal 2017 car design in farewell photo: https://t.co/uPKyRcRT2Q pic.twitter.com/vumorqoTBE
— Autosport (@autosport) 2017年1月27日