マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がこれまで以上にトレーニングに励んでいると、父親で元F1ドライバーのヨスが語った。
2017年はF1の車両規格が変わり、タイヤ幅が広がってダウンフォースも増えるため、ドライバーの肉体的負担が増えると見られている。
■疲れて口数も減ったフェルスタッペン
最近、フェルスタッペンが家で無口だと、ヨスは冗談まじりにオランダのテレビ局『Ziggo Sport Totaal』に話した。
「マックスは毎晩、完全にへとへとの状態でソファに座っているんだ」
「いいことだよ。あまり口を開かなくなるからね!」
「いや、真面目な話、口数は少ないけれど、マックスから情熱も感じ取れるよ。私の知る限り、レッドブル・レーシングでは期待がかなり高まっているんだ」
レッドブルは新シーズンにタイトル争いに絡むのではないかと見られており、フェルスタッペンもチャンピオン候補に挙がっている。
■自分の役目は終わったとヨス
ヨスは、舞台裏で息子の成長を見守れれば十分だと話す。
「私にとって、マックスをF1に連れていくことが大きな目標だった」
「それはやり遂げた。そして、彼はトップドライバーとしての地位を築いた。私がいる必要はもうないんだよ」
19歳のフェルスタッペンは完全に独立し、モナコで一人暮らしをしている。
「確かにマックスがいなくて寂しいよ」とヨス。
「この間、その話を娘としたんだ。マックスがいないのは何だか変な感じだなってね。しかし、彼にはもうモンテカルロに自分の生活があるし、恐ろしく忙しい」
「マックスのことは心配していない」
「レッドブルに任せておけば大丈夫だと分かっている。何もかもが見事に組織化されているからね。私の出る幕なんてないよ」
「この変化は私も歓迎だ。前よりリラックスできる。もちろん、常に気をつけて見守っていくけれど、その程度さ」
■フェルスタッペンのツイート
「トレーニングの合間にちょっとリラックス(ウインク)」
Just taking some time to relax between workouts pic.twitter.com/s2f8Taca0w
— Max Verstappen (@Max33Verstappen) 2017年1月13日