フェラーリ創設者であるエンツォ・フェラーリの存命する唯一の息子ピエロ・フェラーリが、フェラーリという名前の名誉のためにも、2017年には少なくともF1で3勝はあげて欲しいと考えているようだ。
2015年にはレッドブルから移籍したセバスチャン・ベッテルが3勝をあげる活躍を見せたフェラーリ。しかし、タイトル獲得という目標を高々と掲げて臨んだ2016年シーズンだったが、タイトル獲得はおろか1勝もすることができず、コンストラクターズランキング2位の位置さえレッドブルに奪われてしまった。
フェラーリの株主としてチーム運営にも間接的な影響力を持つピエロは、フェラーリ専属ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニに対して次のように語っている。
「準備に限度を設けることなく、少なくとも3勝はして欲しいよ」