マクラーレンでは2月24日(金)に2017年型F1カーを発表することになっているが、今年はそのカラーリングや車体名がこれまでとは変わるのではないかとうわさされている。
昨年まで長きにわたってマクラーレン最高責任者の座にあったロン・デニスが失墜したことを受け、マクラーレンとしてもこれまでのイメージを払しょくし、新たな時代に入ったということを印象付けたいという狙いがあると考えられているためだ。
■カラーリングはオレンジに?
うわさによれば、2017年型F1カーには、マクラーレンのレーシングカーの伝統色であるオレンジ色が復活するのではないかと言われている。
デニス離脱後にマクラーレンの新エグゼクティブディレクターに就任したザック・ブラウンは、2017年型車に関してスペインの『El Confidencial(コンフィデンシアル)』に次のように語った。
「マクラーレンのみんなに見てもらっているんだが、我々はみんな非常にワクワクしているよ」
「ファンも我々のクルマには満足すると思うよ。技術的にも見た目的にもね」
■名称やスポンサーロゴにも変化?
また、うわさによれば、デニスがマクラーレンに加わった1981年以降マクラーレンF1カーにつけられていたMP4という名称も今年から新たなものに変わるのではないかとも言われている。
さらに、車体に掲示されるスポンサーロゴも、2017年にはこれまでとは変わってきそうだ。
いまだにタイトルスポンサー契約は行っていないマクラーレンだが、これまで長年スポンサーを務めてきた石油会社のモービルが今年からレッドブルにくら替えすることが明らかになっている。これを受け、マクラーレン・ホンダでは新たに石油会社カルトロールをスポンサーに迎えることになると考えられている。