フィアットの最高経営責任者であり、フェラーリ会長も兼務するセルジオ・マルキオンネが、2018年限りで引退する計画を立てているようだ。
2004年からフィアットの最高経営責任者を務めてきた現在64歳のマルキオンネだが、F1と深くかかわることになったのは2014年に当時フィアット傘下にあったフェラーリの会長に就任してからだ。
長年フェラーリを率いてきたルカ・ディ・モンテゼモーロを更迭して新会長に就任した当時、マルキオンネは自分は2018年まで務めた後「間違いなく」引退するだろうと語っていた。
そして、今週デトロイトで行われたニュース・カンファレンスに姿を見せたマルキオンネは、あらためて2019年初旬に引退手続きを開始するという計画で業務にあたっていることを認めたと伝えられている。