F1引退を撤回し、2017年もウィリアムズで走ることになるのがほぼ確実だと見られているフェリペ・マッサだが、それに向けて、すでに交わしていたフォーミュラEチームとの契約を解除した模様だ。
2016年のF1チャンピオンとなったニコ・ロズベルグが突然引退を発表したが、その後任としてウィリアムズのバルテリ・ボッタスがメルセデスAMGへ移籍することがほぼ確実だと見られている。
そしてウィリアムズではボッタスが抜ける穴を埋めるため、本来は2016年シーズン限りでF1を引退することを決めていたマッサに2017年も引き続きドライバーを務めるよう説得し、それに成功したものと考えられている。
ボッタスやマッサの件に関してはいまだに正式な発表は行われていない。
だが、スペインの『Marca(マルカ)』は、マッサは2017年にはフル電動フォーミュラカーによるレースシリーズであるフォーミュラEに参戦すべく、あるチームと仮契約を結んでいたものの、すでにその契約を破棄したと報じ、次のように付け加えている。
「契約は済んでいた。だが、ロズベルグの決断によってすべてが変わってしまったのだ」
具体的なチーム名は明かされていないものの、『Marca(マルカ)』によれば、マッサとそのチームとの契約は「円満に」破棄されたという。