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ロズベルグ「ボッタスとウェーレインはどちらも優れたドライバー」

2016年12月15日(木)5:15 am

今季限りでF1を引退することを決めたニコ・ロズベルグが、後任候補にうわさされている2人のドライバーはいずれも優秀だと語った。

シーズン終了後に初のF1タイトルを獲得したロズベルグが突然の引退を発表したことにより、メルセデスAMGでは急きょ2017年シーズンにルイス・ハミルトンのチームメートを務めるドライバーを確保しなくてはならないという切羽詰まった状況に追い込まれてしまった。

■アロンソはメルセデスAMG移籍を完全否定

メルセデスAMGでは当初フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)やセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の獲得の可能性も検討したと言われているが、いずれも現チームとの契約を破棄することはできず、獲得は不可能な状況だと信じられている。

今週、イギリスのウォーキングにあるマクラーレンのファクトリーを訪れたアロンソは、「僕はこのプロジェクトを信じているし、僕も約束をしている。そして、マクラーレン・ホンダでF1チャンピオンになりたいと思っている」とマクラーレンのツイッターアカウントを通じてメッセージを発信。「それが僕の唯一の目標さ」とアロンソは付け加えている。

トロロッソのカルロス・サインツも候補者のひとりだと言われていたが、やはり代理人を通じて「2017年の契約は結ばれており、それを変える予定はない」と、メルセデスAMG移籍の可能性を否定している。

■ヴォルフはすぐに理解を示してくれた

ロズベルグは、自分の引退に関してはチームが「理解を示してくれた」と語りつつ、自分がF1引退を決断するに当たって、「メルセデスAMGをこうした状況に追い込んでしまう」ことが非常につらいものだったと認め、フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュ)』に次のように語った。

「トト(ヴォルフ/ビジネス担当エグゼクティブディレクター)は非常によく理解してくれた。ニキ(ラウダ/非常勤会長)に関しては少し時間がかかったけれどね」

さらに、メルセデスAMGの首脳陣たちは現在どういう動きをしていると思うかと質問されたロズベルグは、次のように答えた。

「僕にはよく知らないんだ。だけど、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)とパスカル・ウェーレイン(マノー)がどちらもすごく優秀なドライバーであることはよく知っているよ」

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