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ハースへ移籍のマグヌッセン「2017年に向けて3kgの増量が必要」

2016年12月13日(火)19:04 pm

来季ハースへ移籍することになったケビン・マグヌッセンが、2017年のF1カーを乗りこなすためにあと3kgほど体重を増やす必要があると主張した。

■ル・マンの英雄がマグヌッセンに減量するよう助言

数日前、マグヌッセンと同じデンマーク出身の元レーシングドライバーであり、有名なル・マン24時間レースで9勝を飾った記録を持つトム・クリステンセンが、来季チームメートとなるロマン・グロージャンと戦うためには、マグヌッセンにはもう少し体重を落とす必要があると語った。

だが、伝えられるところによれば、現在のマグヌッセンの体重は68kgであり、より背が高いグロージャンよりも現時点ですでにわずかに軽いのだという。

■逆に増量が必要だとマグヌッセン

マグヌッセンはデンマークのテレビ局『TV2』に次のように語った。

「僕も彼(クリステンセン)とそのことについて話をしたけれど、僕はそうは思っていないんだ」

「新しいF1カーを限界まで乗りこなすためにはもう少し体重が必要になるよ。少なくとも、僕はそうしたいと思っている。(2017年型F1カーは)これまでのクルマよりも最大6秒ほど速くなりそうだと聞いているし、そういうクルマを運転するのはすごく大変になると思う」

「だから、僕は少し体重を増やす必要があるんだ。それほど多くではないけれどね。僕は今でもかなり軽いほうなんだ。だから、僕は自分がやっていることは正しいことだと思っているよ」

■2月末までに3kgの増量を目指す

マグヌッセンのトレーナーを務めるトマス・ヨルゲンセンも次のように語った。

「ケビンはグロージャンよりも軽い。そして、幅広タイヤが装着され、ダウンフォースが増えることに対応できる身体的条件を整えるには、恐らくあと3kgほど増やす必要があるよ」

「だから、僕もトム(クリステンセン)には反対だと言いたい。ケビンはもう少し体重を増やす必要がある。もちろん、それは脂肪ではなく筋肉によってね。僕たちは2月末までのその目標を達成するつもりだよ」

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