メルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは、F1電撃引退を発表したニコ・ロズベルグに、意志を再確認したという。
●ニキ・ラウダ、“新ドライバー”にクリスマスプレゼントをあげたい
ニキ・ラウダは現役当時、2度のチャンピオンを獲得した後、1979年に引退を発表した。しかし、1981年に現役復帰し、1984年に3回目のF1ワールドチャンピオンを獲得。その翌年、再び現役を引退。それが最後の引退となった。
そんな経験を持つニキ・ラウダは、ニコ・ロズベルグの引退決定に「本当に驚いたよ。私のレーダーでは起こり得ないことだからだ」
「その後、彼と話をしたんだ。私はキャリアで2度引退したからだ。本当に後悔しないかどうか、その可能性について確かめたかったんだ」
「私がニコに質問したうち、『どのくらいの確率なんだ?』と聞いたら、『1000%だよ』と答えた。それで私は悟ったよ。もう彼を説得することはできないとね」