マクラーレン・ホンダが、またライバルチームにスポンサーを奪われた。今回、マクラーレンを去ったのは『ExxonMobil(エクソンモービル)』だ。
●マクラーレンからレッドブルへ、エクソンモービルのF1での38年間の活躍
近年、マクラーレンは主要スポンサーを失い、さらに次々とライバルチームに奪われてきた。
2013年末には、メインスポンサーのボーダフォンがマクラーレンから離れ、F1からも撤退。
2014年末には、アパレルの『HUGO BOSS(ヒューゴ・ボス)』をメルセデスAMGに奪われた。
2015年末には、30年間スポンサーだった時計の『Tag Heuer(タグ・ホイヤー)』をレッドブルに奪われている。
そして、2016年末には『ExxonMobil(エクソンモービル)』がレッドブルに奪われてしまった。
これは、更迭されたロン・デニスが長引く不況とチーム成績の低迷にも関わらず、スポンサー金額を下げなかったことが原因とも言われている。
ロン・デニスの後任の役割として、新たにエグゼクティブ・ディレクターとして加入したザック・ブラウンは、2018年に向けてスポンサー獲得が必要だと語っており、その手腕に期待がかかる。
なお、マクラーレン・ホンダは、エクソンモービルに代わって『BP/Castrol(BP/カストロール)』と契約すると言われている。(●【マクラーレン・ホンダ】『BP/カストロール』と契約か まもなく発表)