2016年F1第21戦アブダビGPが11月26日(土)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周5.554km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。
●【P3タイム結果】F1アブダビGPフリー走行3回目、タイム差、周回数
セッション序盤はスーパーソフトタイヤを履いたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップタイムを刻むが、中盤になるとライバルチームのドライバーたちが最も軟らかいウルトラソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始。セッションが折り返し点を迎えた時点では、キミ・ライコネン(フェラーリ)がトップに立ち、それにダニエル・リカルド(レッドブル)、ベッテルらが続く展開となる。
セッションが3分の2を消化するころ、メルセデスAMG勢もウルトラソフトに交換。ハミルトンがトップ、ロズベルグが2番手に順位を上げた。その後、メルセデスAMGの2台はそのウルトラソフトタイヤでのロングランに移行していく。
セッションの残り時間が10分ほどとなったところで、新品ウルトラソフトに交換したベッテルが1分40秒775のトップタイムをマーク。残り時間が5分ほどのところでレッドブルのマックス・フェルスタッペンが2番手タイムを刻み、ライコネンがそれに続く3番手タイムを刻んだ。
メルセデスAMG勢はセッション終盤はロングランプログラムを続け、結局ベッテルがトップのままでセッション終了時刻を迎えた。
アブダビGPフリー走行3回目のトップ10ドライバーは以下の通り。
トップは1分40秒775をマークしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、5番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、6番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、7番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、9番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、10番手エステバン・グティエレス(ハース)。
マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが11番手、ジェンソン・バトンが13番手で予選前最後のセッションを終えている。中団グループはフォース・インディア、ウィリアムズに加えハースやルノー勢などが大接戦を展開しており、このあとに行われる予選では白熱した戦いが展開されそうだ。
F1アブダビGP予選は、このあと日本時間22時から始まる。