F1チームとバーニー・エクレストンは、2017年からセーフティカー導入後の再スタートにスタンディングスタートを導入することに原則合意した。
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金曜日の午後、11人の全チーム代表とバーニー・エクレストンがアブダビで30分の会議を開催し、レースを面白くするために話し合った。レースのスタートは、テレビ放送の中で最も注目されているシーンであることから、ショーを面白くするためにスタンディングスタートが導入される。
2017年からウェットレースの際にセーフティカー先導のスタートとなった場合、スタンディングスタートを導入することが決まっていたが、今回、スタンディングスタートは天候に関係なく実施されるという。
ただし、詳細についてはこれから詰めていく。
このあと、ストラテジー(戦略)グループとF1コミッション(委員会)が承認し、FIAの世界モータースポーツ評議会(WMSC=World Motor Sport Council)で正式な承認を受けることになる。次の世界モータースポーツ評議会は11月30日にウィーンで開催される。
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