2017年のF1カナダGP開催が確実となったようだ。
モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されてきたカナダGPだが、9月末に統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が発表した2017年のF1暫定カレンダーには「確認が必要」とのただし書きが添えられており、来年も開催されるのかどうか不透明な状態となっていた。
これは、開催契約の中に盛り込まれていたサーキット改修作業が遅れているためだ。
だが、モントリオール市長のデニス・コデールは22日(火)、ツイッターで次のようなメッセージを発信した。
「(F1と)オクタン(レース主催者)が基本的に合意に達した」
「2017年にもカナダでグランプリが開催されることになる」
ケベックのフランス語紙『La Presse(プレス)』によれば、2017年6月11日に決勝が予定されているカナダGPのチケットも、ついに24日(木)に発売が開始されることになったという。
『La Presse(プレス)』は、「発表は世界モータースポーツ評議会が最終的な2017年カレンダーを発表する1週間前に行われる」と付け加えている。
これは来季、ウィリアムズからデビューする18歳のランス・ストロールにとっても朗報だろう。ストロールは、1997年のワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブ以来のカナダ人F1ドライバーとなる。