FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間レースが19日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、すでに今シーズン限りでWECからの撤退を表明しているアウディが1-2フィニッシュで有終の美を飾った。
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■レースTOP3結果
優勝は、アウディ#8号車(ロイック・デュバル/ルーカス・ディ・グラッシ/オリバー・ジャービス)がポール・トゥ・ウィンを飾った。2位はアウディ#7号車(マルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ)、3位には#1号車ポルシェ919ハイブリッド(ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレイ)だった。
■トヨタ無念
#5号車トヨタTS050(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)が4位、#6号車トヨタTS050(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)は逆転タイトルを狙い2位以上でのフィニッシュを目指したが5位でフィニッシュした。
■マーク・ウェバー、レースキャリアに幕を閉じる
ポルシェのマーク・ウェバーは、このレースがプロとしての引退レース。最期のレースで最終ドライバーとして3位のチェッカーフラッグを受け、表彰台フィニッシュ。自らの引退に華を添えた。
■ポルシェ2連覇
2016年WECドライバーズタイトルを獲得したのは#2号車ポルシェ(ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ)。ポルシェはドライバー、コンストラクターの両タイトル連覇を達成した。