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【マクラーレン・ホンダ】ロン・デニス警告「ビジネスに影響」新しい技術投資ファンドを発表へ

2016年11月16日(水)11:31 am

マクラーレン・テクノロジー・グループの最高経営責任者(CEO)を辞任したロン・デニスが株主の判断に反論した。

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ロン・デニスは1月までの任期があったものの、他の主要株主は即時辞任と、ガーデニング休暇(何もしないで過ごす期間)を決議した。

現在の株主構成は、ロン・デニス25%、TAGグループ代表で共同オーナーのマンスール・オジェが25%、そしてバーレーン王室の投資ファンド、マムタラカト社が50%を保有している。

■ロン・デニス「警告を無視し、失望した」

「私は、TAGとマムタラカトの代表に失望した。他の経営陣からビジネスに与える潜在的な影響について強い警告を発したにも関わらず、マクラーレンの他の主要株主たちは、私をガーデニング休暇に置く決定を強行した」

「彼らが述べている根拠はまったく間違えている。私のマネージメントスタイルは常に変わらず、マクラーレンはF1世界選手権で20回優勝し、年間850億ポンドのビジネスに成長した自動車およびテクノロジーグループになることができた。

その間、私はマクラーレンをテクノロジーの最先端に保つために、才能のある同僚たちと緊密に働いてきた。私はいつも心から感謝している」

「最終的に、このプロセスを通して、TAGとマムタラカトのどちらも、マクラーレンに対する私のビジョンと真の成長の可能性を共有していないことが明らかになった。

しかし、私の最初の懸念事項は、私が構築したビジネスと3,500人の従業員のことだ。私は両社の株を保有し続け、両方の取締役として、マクラーレンの利益と価値を守り、未来を形作る手助けしていくつもりだ」

■契約終了後、新しい投資ファンド設立へ

「マクラーレンとの(1月までの)契約が切れたら、新しいテクノロジー投資ファンドを設立するつもりだ」

「私が近年提供してきた、多くの商業(コマーシャル)的機会を追求するため、私の専門知識、財務資源、外部投資を活用していく。既存のビジネスにコミットしながら始めることはできなかったことだ」

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