マクラーレンは「マクラーレン・テクノロジー・グループの発表」と題して公式声明を発表した。
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■CEO解任、ロン・デニスの偉業を讃える
「本日午後、ロン・デニスはマクラーレン・テクノロジー・グループ(またはその子会社)の最高経営責任者(CEO)のポジションを有していません。しかしながら、彼は株主であり、マクラーレン・テクノロジー・グループの取締役でもあります。
過去35年にわたり、マクラーレンの成功へのロンの貢献は莫大なものでした。
彼の任期中、チームは17回の世界選手権と158回のグランプリで優勝し、F1の歴史において最も成功したリーダーとなりました。
創業者であるブルース・マクラーレンのように、ロンは常にこのスポーツの真の偉人の一人としてあり続けるでしょう」
■新体制は未定、しばらく暫定体制で挑む
「マクラーレン・テクノロジー・グループは現在、新しい最高経営責任者(CEO)を検討中です。
任命がなされるまで、当社は、取締役会および経営陣と緊密に協力して、過半数の株主を含む執行委員会によって暫定的に運営されます。
残った全員が、会社、パートナー、従業員、ファンに完全にコミットし、将来の繁栄のために、多くの強みを築くために情熱的な決意を共有しています」
■明確化
「上に掲載されたMcLaren.comの記事「マクラーレン・テクノロジー・グループの発表」(11月15日発表)は、表題で暗示されているように、デニス氏(Mr Dennis)が最高経営責任者(CEO)の役職を引き継いでいないという事実に基づいた正しい情報を伝えました。
そうすることで、この記事では、デニス氏が現在、最高経営責任者(CEO)の地位を占めるような執行義務を負っている可能性があるという社会の誤解を招かないよう配慮しました。
しかしながら、デニス氏は最高経営責任者(CEO)としての任務は手放しましたが、彼はガーデニング休暇中でもCEOに就いていることに留意すべきです」
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