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ロス・ブラウン、新F1との『今の契約』について語る

2016年11月03日(木)18:30 pm

新F1オーナーと契約を交わしてF1の主要なポジションに就任したと報じられていたロス・ブラウンが、自ら現状を『BBCスポーツ』へ語った。

●ロス・ブラウンにエクレストンの仕事は無理だとニキ・ラウダ

■コンサルタントはしている

『BBCスポーツ』によると、元メルセデスF1のボスで現在61歳になるロス・ブラウンは、新F1の下でいかなるポジションも受け入れていないというが、リバティ・メディアのコンサルタントの仕事をしていたと次のように語ったという。

「リバティはまだ何らかのコミットメントを決定するのに十分な体制が整っていないよ」

「私は彼らがF1を理解するために少しばかりコンサルタントをしているが、それだけだ」

ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』によると、ブラウンはF1のスポーツと商業的側面への関与するためリバティと契約を締結したと報じられていた。また、雑誌『F1 Racing』も「契約した」とツイッターで報じていた。

■脱バーニー・エクレストン依存

ブラウンは、F1グループのCEOであるバーニー・エクレストンに「すべてが依存」していてはF1に未来はない、と『BBCスポーツ』へ語った。

リバティ・メディアは新会長チェイス・キャリーの下で、86歳のバーニー・エクレストンと3年間の契約を締結し、この体制は維持されると見られているが、リバティからはバーニー・エクレストンとの契約について公式に発表はされていない。

今後、バーニー・エクレストンの仕事の「商業分野」と「スポーツ分野」を2人の幹部が担当することになるようだ。

バーニーは、商業分野では、テレビの契約、レース開催料、スポンサー収入の確保について責任を担ってきた。

一方、スポーツ分野では、ルール作りを主導するチームやFIAのストラテジーグループでの役割なども担っているが、これについては2020年までチームと契約されている。

今後、ロス・ブラウンを含めF1新体制で誰が何を担って、どう構築していくのか、注目が集まる。

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