2016年のFIA世界耐久選手権(WEC)も残り2戦。TOYOTA GAZOO Racingは11月6日(日)に中国・上海インターナショナル・サーキットで開催されるWEC第8戦上海6時間レースへ、富士からの2連勝達成に挑む。
#6号車の3名は、ドライバーズ選手権ランキングで8月の第4戦ニュルブルクリンク終了時点の首位との差をここまでで21ポイント縮め、23ポイント差で追っている。今季の残り2戦で最大52ポイントを獲得することが出来、逆転タイトル獲得へ向け、最後の2戦に全力で挑む。
■小林可夢偉
「前戦富士でWEC初優勝を挙げることが出来たのは素晴らしい経験で、早く次のレースをしたい気持ちです。上海でも再び力強いレースが出来ることを願っています。
今年、私にとっては全てのサーキットがLM P1-H車両で初めて走るコースになりますが、ここは何度か走った経験があるので良く知っています。TS050 HYBRIDでこのコースを走るのがとても楽しみで、必ず上位争いに絡む走りを約束します。
そして、ドライバーズ選手権のタイトル争いのためにも可能な限り多くのポイントを獲得したいと思っています」
■ステファン・サラザン
「上海は特徴があるたくさんのコーナーを持つ難しいコースです。特に最初のセクターが最難関です。しかし、それだけにドライバーにとっては挑戦し甲斐があり、私はこのコースを走るのが大好きです。
昨年もドライコンディションのもとで良いペースでレースを戦うことができましたので、今年のTS050 HYBRIDでは力強いレースをすることをお約束し、必ず良い結果に繋がるものと信じています。
前戦富士での勝利の後、タイトル争いでも更に上位との差を詰めることができました。上海でまた好結果を目指して戦うことを本当に楽しみにしています」
■マイク・コンウェイ
「上海は幾つかの高速セクションのある素晴らしいコースです。今シーズンも残り2戦となり、ドライバーズタイトルを争っている我々にとって今週末はとても重要になります。
ランキング首位のポルシェ#2号車を捕まえるのは簡単ではありませんが、シーズンの最後まで諦めることなく戦い続けます。そのためには、残りの上海とバーレーン戦でも表彰台を争い、出来る限りの好結果を残すことです」
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