【インディ】佐藤琢磨、アンドレッティ・オートスポーツと契約へ
インディカーに参戦する佐藤琢磨が、アンドレッティ・オートスポーツ・ホンダと契約したと『Motorsport.com』が報じた。
佐藤琢磨は、マイケル・アンドレッティのチームに加入し、ライアン・ハンターレイ、マルコ・アンドレッティ、アレキサンダー・ロッシとともにインディ8年目のシーズンを戦うことになる。
佐藤琢磨は2010年、F1からインディへ戦いの場を移してからこれまでにKVレーシングで2年、レイホール・レータマン・ラニガン・レーシングで1年、A.J.フォイト・レーシングでは4年間戦い、日本人初の優勝を果たした。
しかし、A.J.フォイト・レーシングは来シーズンからシボレーエンジンにスイッチすることを発表。佐藤琢磨はホンダエンジンを積む他の3チームとの契約を模索していた。その候補3チームが古巣レイホール、シュミット、そしてアンドレッティだった。
佐藤琢磨のマネージャーであるスティーブ・フューセクは次のように語った。
「私たちは競争力のあるチームに琢磨を加入させられ興奮しているし、エキサイティングな見通しだ。
全ての可能性を探り検討しなければならなかったが、アンドレッティ・オートスポーツに加入できるのは特別な気持ちだ。
（チーム代表の）マイケルは、チームの弱点に対処するため、このオフシーズンにすでに素晴らしい仕事をしていると思う。ジェレミー・マイルズ（現ロッシのエンジニア。元ジョセフ・ニューガーデン）を獲得し、偉大なエリック・ブレッツマン（元スコット・ディクソンのエンジニア）も獲得したことは素晴らしい。チームは流れを変えるため必要な事を知っていたんだ。そして獲得したエンジニアたちは、オフシーズンが始まってからすぐに働き始めていたんだ。
そして今、琢磨のエンジニアとして戻ってきたのは、KVレーシングで共に働いていたギャレット・マザーシードだ。彼は親しみやすく、うまくやっている。力強いシーズンになるよ」
これまでアンドレッティ・オートスポーツでカーナンバー26をドライブしていたカルロス・ムニョスは、琢磨と交代でA.J.フォイト・レーシングへ移籍すると見られている。
