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ベッテル「リカルドにはスペースを残していたはず」

2016年10月31日(月)13:17 pm

メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた2016年F1第19戦メキシコGP決勝では、メルセデスAMG勢に続いてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3位、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が4位、ダニエル・リカルドが5位でフィニッシュラインを越えていた。

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だが、レース終了直後にフェルスタッペンにコース外を走行して利益を得たとの判断により5秒加算ペナルティーが科され、ベッテルが3位、リカルドが4位に繰り上がり、フェルスタッペンは5位に下がると発表されていた。

だが、その後、F1競技委員たちはレース終盤にリカルドがベッテルを追い抜こうとした際に、ベッテルがリカルドの追い抜きを阻止するためにブレーキング中に進路変更を行っていたと判断。ベッテルが行った危険を招く可能性がある行為に対して10秒加算ペナルティーを科した。これにより、リカルドが3位、フェルスタッペンが4位に繰り上がり、ベッテルは5位に下がるという二転三転の結果となった。

無念の5位に終わったベッテルが、レース後に次のようにコメントした。

■セバスチャン・ベッテル「自信を持ってレースに臨んでいた」
決勝/5位

「今日は、すべてうまくやれたと思っているよ。すごくいいペースもあった。予選でもっといい順位を得ていれば、もっとうまくやれただろうと思っている。だけど、もう昨日のことは変えられないけどね」

「今日を迎えるにあたってはすごく前向きに臨んでいたんだ。僕たちにスピードがあることは分かっていたし、レースに向けてかなり自信を持っていたからね。僕は誰よりも長くタイヤをもたせることができた」

「僕たちのほうが速かったから、フェルスタッペン(レッドブル)にプレッシャーをかけた。追い抜くのが簡単ではなかったのは確かだよ。だけど、彼はミスをして、コースをショートカットしてしまったんだ。だけど、彼はその後僕に順位を譲ろうとはしなかった。そうしろと(無線で)伝えられていたにもかかわらずね」

「ダニエル(リカルド/レッドブル)との戦いに関してだけど、僕は彼のことはすごくリスペクトしているよ。ぶつかってしまったのは決して理想的なことではなかった。僕の防御に関してだけど、僕はハードに戦っていたけれど、彼にいくらかスペースは残そうとしていたし、僕は実際にそうしたと思っているよ」

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