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【ホンダF1】長谷川祐介「トラブルを抱えパワーユニットの出力を抑えるしかなかった」

2016年10月31日(月)9:46 am

ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた2016年F1第19戦メキシコGP決勝を終えて次のようにコメントした。

●【決勝タイム結果】第19戦F1メキシコGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■長谷川祐介(ホンダF1プロジェクト責任者)

「今日のメキシコGPは我々にとっては非常に厳しいものでした。フェルナンド(アロンソ)はスタートで非常に危険な目に遭いました。芝の上に押し出されてしまったのです。そしてそれは彼の真後ろにいたジェンソン(バトン)にも影響を及ぼしてしまいました。そのため、彼らはしばしばスタートで順位を上げていたのですが、今日はどちらのクルマもそうすることができませんでした。それに加え、最初のピットストップの後ではずっとほかのクルマの後ろにつかえてしまっていました。それによって我々はポイント圏内に順位を上げることができませんでした」

「さらに、我々のパワーユニットもいくつか問題を抱えていました。フェルナンドのICE(内燃エンジン)が異常値を示したことで、我々はその出力を抑えざるを得ませんでした。そしてジェンソンはERS(エネルギー回生システム)の温度が上昇していました。そのため、彼はレース終盤には最大パフォーマンスモードを使うことができなかったのです。まだ我々にはやり残した仕事があると感じていますし、サーキット上で十分に挑戦することができなかったことを一番残念に思っています」

「アメリカで連続開催された2つのレースは終わりました。私たちもそれぞれのファクトリーに戻り、分析を行うためにデータを集め、次のブラジルでのレースに向けてチームを立て直してさらに前進を果たしたいと思っています」

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