ジェンソン・バトンは、マクラーレン最高権威のロン・デニスから引退勧告を受けたと取られかねない雑誌の表紙に異議を唱えている。
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36歳のバトンは、来シーズンは1年の休養を取るものの、マクラーレンとは2018年までの2年契約を結んでいる。
バトンが問題にしているのは、イギリスの『F1 Racing(F1レーシング)』誌の最新号だ。その表紙にはバトンの顔写真が大きく入り、「僕がF1を辞める本当の理由」という見出しの下に、「ロンから1年休みを取れと言われた」と書かれている。
バトンはこれは誤解を招く伝え方だとF1メキシコGP(30日決勝)を前に語った。
「スパでロンと話をしようと思ったのは、引退についてだった。でも彼は、僕の気持ちを続ける方向に変えたかったんだ。『F1 Racing』の表紙に書いてあることとは違う」
「まるで逆だよ。だから残念だ。でも、もうしょうがない」