ウィリアムズの創設者でF1の伝説的存在であるフランク・ウィリアムズが肺炎で入院していることが分かった。
これは、ウィリアムズのCEOマイク・オドリスコールが明かしたもの。
オドリスコールは、副チーム代表クレア・ウィリアムズの代役として、F1メキシコGP(30日決勝)初日に行われたチーム代表による恒例の記者会見に出席した。
ウィリアムズは、9月の第14戦イタリアGP以降、体調を崩していたという。
オドリスコールは次のように語っている。
「彼はもう何十年もパドックの常連だから、一緒にいないのは不思議な感じだ」
「彼は病院で厳しい時を過ごしている。肺炎にかかったんだ。ゆっくりではあるが、着実に回復している」
■父に付き添っているクレア・ウィリアムズ
娘のクレアも間もなく現場に復帰できることをオドリスコールは望んでいる。
「彼女は家の近くで、フランクのそばにいたいと望んでいる」
「それでも、現代社会では誰もが常に電話でつながっている。われわれは連絡を取り合っているし、彼女は日々起きているすべてのことに分刻みでかかわっている」
1986年の自動車事故で障害を負ったウィリアムズは、現在74歳で、四肢まひ患者の中では世界でも最高齢に入る。