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【P1レポート】フェラーリ勢が好発進 マクラーレン・ホンダ勢は苦戦/F1メキシコGP

2016年10月29日(土)1:55 am

2016年F1第19戦メキシコGPが10月28日(金)、エルマノス・ロドリゲス・サーキット(1周4.304km)で開幕。現地時間10時(日本時間29日午前0時)から行われたフリー走行1回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。

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くもり空の下でスタートしたセッションだが、セッション開始時にはかなり路面が汚れており、ドライバーたちも慎重に走行に臨んでいく。

セッション開始から30分ほどが経過したところで、フェリペ・ナッセ(ザウバー)のフロントウイングが走行中に脱落。その破片がコース上にまき散らされたことでセッションが赤旗中断となるハプニングも発生。

序盤はソフトタイヤで走行したメルセデスAMGのハミルトン、ニコ・ロズベルグが1-2体制を築き、スーパーソフトのセルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグのフォース・インディア勢が3番手、4番手に続いてくる。

その後ミディアムに交換したメルセデスAMG勢だが、ハミルトンはそのタイヤで全体ベストを大きく更新してトップに立つ。しかしロズベルグはあまりタイムが伸びてこない。レッドブルのマックス・フェルスタッペンにはブレーキがオーバーヒートするというトラブルも発生。フェルスタッペンはわずか10周しただけでこのセッションを終えてしまうことに。

その後ソフトタイヤにはきかえたフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが2番手3番手に浮上。ミディアムとソフトというタイムの違いはあるものの、ベッテルはトップのハミルトンに100分の8秒差に迫るタイムを刻んでいる。

結局、ロズベルグはタイムを更新することができないままロングランプログラムに移行。ロズベルグはメキシコでの最初のセッションを7番手で終えている。

メキシコGPフリー走行1回目のトップ10は以下の通り。

トップはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、2番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、5番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、6番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、7番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、8番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、9番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、10番手ダニール・クビアト(トロロッソ)。

マクラーレン・ホンダ勢は大きなトラブルもなく周回をこなしたものの、フェルナンド・アロンソが16番手、ジェンソン・バトンが18番手と、メキシコでの最初のセッションは少々苦戦の結果となった。

F1メキシコGPフリー走行2回目は、この後日本時間午前4時から始まる。

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