マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGP決勝を終えて次のようにコメントした。
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■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシングディレクター)
「F1ファンが増えつつある重要な国で素晴らしいグランプリが行われるのは非常に満足できるものだが、今日テキサスのオースティンで起きたのがまさにそれだった」
「今日の午後はサーキットの至るところでワクワクするようなホイール・トゥ・ホイールのバトルが展開されたし、その多くに我々のドライバーたちがかかわっていた。フェルナンド(アロンソ)は12番手からスタートして5位でチェッカーを受けるというものすごいレースをしたし、何度も素晴らしい追い抜きを見せてそれをつかみとった」
「このレースでは彼が“ドライバーズ・オブ・ザ・デー”を獲得するだろうが、もしそこにライバルがいるとしたら、それはジェンソン(バトン)だけだろう。彼は19番手からスタートして9位でフィニッシュするという爆発的な追い上げを見せた。
「私はこの2人を誇りに思うし、マクラーレン・ホンダの全員が同じ気持ちだ」
「昨日の予選は残念な結果に終わったものの、この結果は満足できるものだ。今日は我々が期待し、予想もしていたように、レースペースは非常に素晴らしかったし、ドライバーたちも大いにレースを楽しむことができていた。我々のクルマが方向転換するときの様子を見さえすれば、どれほどシャシーがよくなってきているかが分かるはずだ」
「私はさらに、パートナーであるホンダを称賛したいと思う。彼らのパワーユニットはレース中ずっと完ぺきな走りを見せてくれた」
「だから、今日はいい1日だった。観客席を埋め尽くした多くのレースファンばかりでなく、家でレース放送を見ていた非常に多くのレースファンにとっても楽しめるレースだったはずだと思っている。恐らく、みんなシートから身を乗り出していたんじゃないかな」
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