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フェラーリのベッテルが古巣レッドブルで話し合い、その理由とは

2016年10月23日(日)21:40 pm

フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、古巣のレッドブルの首脳陣と熱心に話し合っている姿が目撃された。

ベッテルは、F1アメリカGP(23日決勝)でレッドブルのホスピタリティーを訪れ、チーム代表クリスチャン・ホーナーと最高技術責任者エイドリアン・ニューイと話し合っていた。

最近、フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネがベッテルの契約延長はパフォーマンス次第と発言して、2人の関係に疑問が投げかけられているときだっただけに、格好の憶測の材料だった。

■ベッテルがほしかったものは

しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが、ベッテルとホーナー、ニューイが話し合っていたのはF1に関することではないと証言している。

「セバスチャンは、ニューイが開発を手伝っているアストンマーティンを買いたがっているんだよ」

「セバスチャンは自分の車に盛り込みたい特別なリクエストをエイドリアンと話し合っていたんだ」とマルコはドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に説明した。

ニューイが開発しているアストンマーティンのスーパーカー「AM-RB001」は、1000馬力を誇り、その値段は300万ドル(約3億円)になるといううわさもある。

■アメリカGPを訪れていたニューイ

ニューイは第一線を退いているが、2017年はルールが変わるため、来季の開発にはこれまで以上に関与していると言われている。

しかし、ホーナーは「彼の関与は同じくらいだろう」と話している。

「エイドリアンは時間をだいたい50-50に分割して、われわれが引き受けたアストンマーティンのプロジェクトに取り組み、週の残り半分はF1カーのデザインをしている」

「彼が今週末ここにいるのは、サーキットで起きていることに乗り遅れないようにするためだ。レースに彼が来るのはいつでも歓迎だよ」

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