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2017年のF1カー 1周5秒短縮はほぼ確実

2016年10月18日(火)20:21 pm

2017年にはF1カーのシャシーやタイヤが今年までのものとは大幅に変わることになっている。これは、2014年に導入された新ルールにより、F1カーのラップタイムがかなり遅くなってしまったことを受け、もう一度ファンに歓迎される速くてかっこいいF1を復活させることが目的だ。

伝えられるところによれば、2017年に導入される新レギュレーションによれば、1周あたりこれまでよりもラップタイムを5秒短縮することが可能になるという。

■2017年のタイヤは速くなる

そして、今季マノーからF1デビューを飾ったパスカル・ウェーレインも、それは実現可能だろうと考えている。

来季から導入されるピレリ製幅広タイヤの試作品テストがすでにメルセデスAMG、レッドブル、フェラーリの3チームによって開始されているが、メルセデスの契約下にあるウェーレインも実際にメルセデスAMGの改造2015年型F1カーを使って、実際に新しいタイヤの感触をすでにつかんでいる。

ウェーレインは先週の13日(木)にバルセロナで行われたピレリのタイヤテストに急きょルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の代理で参加していた。当日は雨模様の天候となり、予定されていたドライタイヤでのテストはできなかったウェーレインだが、テスト後には「それほど言えることはないね。だけど、そう、タイヤは速くなるよ」と語っていた。

2017年にはこれまでよりもグリップが向上する幅広タイヤが導入されるだけではなく、F1カーのダウンフォースも増すことになっている。そうなれば、コーナリングスピードも増し、ラップタイムがこれまでよりも短縮されるのは間違いないだろう。

■1周5秒短縮は現実的

ウェーレインも、「1周あたり5秒(短縮)というのはかなり現実的だね」と語り、次のように続けた。

「それが実際には6秒なのか、あるいは4秒なのかは様子を見るしかない。だけどかなり速くなるだろうね。それに加えて、幅広タイヤは見た目もかなりよくなるよ」

「2017年型車に取りつけた場合にどうなるかはまだ分からないけれど、新しいタイヤのグリップはもっと高くなるからね」

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