Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソは、強い決意を露わにした見事な走りで、それぞれポールポジションと3番手を獲得して日本のファンを歓喜させた。
ロレンソは、まさに超人的なパフォーマンス。フリープラクティス第3セッションでは、第2コーナーで激しいハイサイド・クラッシュ。メディカル・センターでチェック後、ヘリコプターで宇都宮市内の病院へ運ばれてCTスキャン検査を受けた。その結果、走行可能と診断されたためすぐまたコースへ戻り、フリープラクティス第4セッションに出場して3番手を獲得した。
■ホルヘ・ロレンソ(予選3番手)
「時間が経つごとに状態は良くなっているよ。痛み止めの注射と、僕自身のアドレナリンが、心身の回復を早めてくれているんだ。かなり激しく転倒してしまい、とくに左脚には大きな衝撃があったので、怪我がひどくないことを祈っていた。幸いにも、こうして予選に出場することができ、とくに2回目の走行の1周目は素晴らしかったと思う。
良いポジションを確保することができて本当にうれしいよ。ロッシのタイムはすごいね。そしてマルケスも。ポールポジションは無理だったけれど、病院から戻った時点で想像していたよりはずっといいよ」
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