今年でF1開催契約が切れた状態となっているモンツァだが、来年から3年間の延長契約を結ぶことで合意に達したと報じられていた。
そして、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が9月末に発表した2017年の暫定カレンダーには、モンツァで開催予定のイタリアGPには特に何らかの条件があることを示す印はつけられていない。
ところが、イタリアの『Mediaset(メディアセット)』が報じたところによれば、1か月ほど前に新たに3年間の契約を結ぶとのニュースが伝えられたものの、その後はまったくモンツァの契約に関する話題が伝えられることはなく、まだ実際には契約書への署名が行われていない状態が続いているという。
「イモラがまだイタリアGPを開催したいという考えをあきらめていないだけに、今ではもっともな疑問が生じてきている」
そう書いた『Mediaset(メディアセット)』は次のように付け加えている。
「今後、できる限り速やかに契約書に署名が行われることが望まれる」