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【WEC】富士へ挑むポルシェ、全ドライバーコメント マーク・ウェバー「最終セクターが好き」

2016年10月12日(水)16:41 pm

ポルシェは、919ハイブリッドで10月14日~16日に富士スピードウェイで開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦に参戦する。

■ティモ・ベルンハルト(35歳、ドイツ)「バランスが重要」
「クルマのセッティングは、長いストレート、高速の第1セクター、最終の曲がりくねったセクションでそれぞれ必要とされるものをバランスさせなければなりません。また、路面はどちらかと言えば滑りやすくなっています。第13コーナーでは、クリッピングポイントが見えません。また、次のコーナーはフィーリングで走り、常に走行ラインを改善する努力をしなければなりません。

チャンピオンシップでの争いの厳しさを考えると、すべてを適切に管理することがカギとなります。ほんの些細なことで、マニュファクチュアラー部門の結果の行方が変わります。私にとって、この強力なクルーの一員であることが、大きな喜びです」

■ブレンドン・ハートレー(26歳、ニュージーランド)「好きな富士で連勝を」
「私達は、3連勝のよい勢いに乗って日本入りします。富士は私の好きなサーキットで、ここ数年のWECでは素晴らしいレースが出来ています。また厳しい戦いになると思いますが、私達が目標とし、集中するのは連勝を続けることです」

■マーク・ウェバー(40歳、オーストラリア)「最終セクターが好き」
「雄大な富士山を背景にした富士スピードウェイでは、いつもレースを愉しんでいます。これまでの2年間、日本ではファンの方々に暖かく迎えられました。

富士は独特なサーキットです。1周の距離が短く、スローなコーナーとクイックなコーナー、そして長い直線が組み合わされたテクニカルなレイアウトです。非常に難度が高く、すべてを上手くまとめるのは困難です。最終セクターはタイトコーナーの連続ですが、実は私はこれが好きで、4WDの919には合っています。カーナンバー1として良いレースをしたいと思っています」

■ポルシェ 919ハイブリッド(カーナンバー2)ドライバーコメント

■ロマン・デュマ(38歳、フランス)「富士では運が味方してほしい」
「クルマは好調ですし、ポルシェも良い波にのれています。この状態が今後も続くことを願っています。私達ドライバーは、富士では運が味方してくれるとよいと思っていますが、そうならなくても、十分な差でチャンピオンシップをリードしているので、文句は言えません。また、日本のファンの皆さんにお会いするのを楽しみにしています。彼らはモータースポーツを愛し、楽しんでいます」

■ニール・ジャニ(32歳、スイス)「昨年逃した優勝を果たしたい」
「WECも終盤戦に差しかかり、日本ではリードを固めたいと思っています。私にとって、それが一番大切なことです。ここ最近の3戦では、運に恵まれませんでしたが、それは永遠に続くわけではありません。2015年の富士では、私達の919ハイブリッドは強さを発揮し、チームメート達を勝利に導きました。今年は、あのとき逃した優勝を果たしたいと思っています」

■マルク・リーブ(36歳、ドイツ)「最終セクションでポルシェ有利」
「私は富士でのレースが好きです。いつでも雰囲気がすばらしいですし、レースはこの上もなくエキサイティングです。今シーズン、それぞれのサーキットですべてのLMP1カーが強さと弱さを見せました。富士スピードウェイは、クラシックなダウンフォース重視のサーキットでも、典型的な低ダウンフォースのサーキットでもありません。私達の919ハイブリッドは、コーナーが連続するセクションで絶大な威力を発揮すると思います。長いストレートのためには、レギュレーションの範囲でエアロを少しスリムにしなければなりません」

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